体と心は鋼ではありません。
今日息子は夜勤のため、@ふなはぼっちです。
某グループ企業で、ワンオペ中に従業員が亡くなられた。という記事を見ました。
過労死とかではないですが、勤務中に倒れて頭部を打ち出血。
3時間後に発見されて救急車で病院に行きましたが間に合わなかった。と。
自分が、勤務していた職場も同じ某グループでした。
その中でも、売上が低いためグループ内で肩身が狭いとよく上司が言ってたのを思い出します。
自分の職場では、正社員は自分一人で、他はすべて学生。
それも、勤務2年が最長勤務という状況で、最後のパートさんが退職したあとの1年は、法定休日は取れない状況でした。
一日の勤務時間は最低12時間。週1や、繁忙期は、オープン~ラストだと15時間。
イレギュラーが起きるのは深夜が多く、帰宅した後も閉店の24時まで気が抜けなかったです。
休憩中には勤務表など事務作業をしないと間に合わない。
月2回の棚卸や、月末月初の書類送付。
そのほか衛生面のチェックや食材の発注。
新メニューのOPの確認や、金銭管理。
学生ばかりでの深夜業務だと、アルバイトの学生も油断するし、お客も何かがあったとき強気に出ます。
その時は、また自分が行って対応するのが普通でした。
イレギュラーの対応が、学生では未熟なのは仕方が無いですよね。
人件費を削減するためには、どこかの時間でワンオペは必要不可欠でした。
ワンオペが出来る従業員を教育するには時間が足りません。
出来るようになったら卒業していくのですから。
労働基準法は、ほぼ正社員だけに該当しています。
本社の社員は週休二日。
年末年始もお盆も交代であっても休みがあり、連休もある。
契約社員だった自分は、休んだことにして、出勤してました。
それでも、会社は「休め」という。
「どうやって?」
営業が出来ないのが解っていて休めない。
そうやって、自分を追い込んでしまいましたね。
24時閉店でさえこんな状況なんです。
24時間営業の店舗ならなおさらですよね。
今の職場は、週一で休日が必ずあり、もう1日ある週休二日です。
勤務時間も、9時間で休憩1時間。(状況にもよりますが。。。)
あのままの状態が続いていたら、体力もしかり、心も病気になってしまっていたと思います。
誰がこの状況を求めているのでしょうか。
そのためにどこまで従業員が骨身を削るのが求められるのでしょうか。
たとえ倒れても誰も保障をしてくれません。
生活のために無理をするのも解ります。
自分もそうです。
昼夜働いてました。
でも、それが当たり前だと思わないで欲しいです。
自分の体と心を鋼だと思わないでほしい。
どこかできっとほころびがでます。
そうせざるを得ない状況でも、周りの人も「好きで働いている」と思わないで。
年齢を重ねると、疲れもとれなくなって先で大きな病気になるかも知れないのですから・・・
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。